2013年8月26日月曜日

【研究紹介4】検索エンジンによるコミュニケーションの変化(マツウラさん)

 3回生のマツウラです。わたしは「検索エンジンによるコミュニケーションの変化」について研究しようと考えています。現在、情報技術の発展により、社会には情報が溢れ返り、必要な情報の取捨選択が困難になることも多くあります。それを支援するべく登場したのが検索エンジンです。もともと情報の整理を担っていた検索エンジンが、社会のニーズを受けて発達を遂げるうちに、社会も急速な変化を遂げているのではないでしょうか。検索エンジンを、日常に溶け込み、様々な集合知を管理する、「管理者」と仮定することで、いかに私たちが検索エンジンに縛られているのかが窺えます。例えば、知りたいことがあれば誰もが「ググる」だろうし、SNSやクラウド上の自分の過去を遡るために検索エンジンを利用することも少なくありません。これらのように、「情報の管理者」をキーワードに、検索エンジンの登場と普及がいかに従来の人間のコミュニケーション様式を変化させたかを考察した上で、現状の把握と可能性の検討をしたいと考えています。

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